皆さん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日は並列回路の合成抵抗の求め方についてお話をします。
教科書には「抵抗A,Bのそれぞれの抵抗をaΩ,bΩとしたとき、合成抵抗をcΩとすると1/a+1/b=1/cとなる」公式が載っていますが、求めたい文字が分母に来る方程式を解いたことがある人は少ないと思います。
今日はこの公式を使わないで合成抵抗を求める方法を紹介します。
例として、抵抗A,Bのそれぞれの抵抗を2Ω,3Ωとします。この時、「回路全体にかかる電圧」を抵抗の数字の最小公倍数として考えます。
今回の例だと2Ω,3Ωなので2と3の最小公倍数で、「回路全体にかかる電圧」を6Vとして考えます。
抵抗Aに流れる電流は6÷2で3Aですね。
抵抗Bに流れる電流は6÷3で2Aですね。
「回路全体に流れる電流」は3+2で5Aですね。
「回路全体の抵抗(合成抵抗)」は「回路全体にかかる電圧」を「回路全体に流れる電流」で割れば求められますね。
今回の例だと6÷5で1.2Ωになりますね。
手間はかかりますが、学習した内容を使って解くことが出来ると思います。
詳しく知りたい人や、疑問・質問がある人は、是非塾の授業を受講してください。
古原と一緒に楽しく学習していきましょう!