皆さん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日も素数ゼミについてお話をします。
前回の記事はこちら
素数ゼミの周期が何故13年と17年なのかというお話でしたね。例えば、周期が12年と15年だったとしましょう。12年と15年では60年に一度、同時に成虫になりますね。そうすると周期が12年のセミと15年のセミが交尾をして子どもを作ることがありえますね。
詳しくは中3の理科や高校生物の遺伝で学習しますが、違う周期のセミが交尾して出来た子どもは周期が親と異なる可能性があります。すると成虫になったときに交尾する相手がいない可能性もあります。
このことから出来るだけ他の周期のセミと出会わないような周期が望ましいのですね。
13年と17年なら、同時に発生するのが221年に一度なので周期が狂いにくいですね。
数学的に考えると、17年と19年の方がもっと狂いにくいと考えられますが、あまりに周期が長いと進化のスピードが遅く(世代交代することで進化をすると簡単に考えてください。今回は数学のお話なので理科的な詳しい話は省略します)なるので13年と17年の素数ゼミが生き残ったと考えられています。
詳しく知りたい人や、疑問・質問がある人は、是非塾の授業を受講してください。
古原と一緒に楽しく学習していきましょう!