みなさん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日も漢字の覚え方について、お話をしたいと思います。
漢字を覚えるときは、「なんで、この字が入っているんだろう?」「なんで、この漢字を使うんだろう?」という疑問を解決しながら覚えると覚えやすいです。
今日は「険」という字について、お話をしたいと思います。
「険」は小学校5年生で学習しますね。5年生で学習する漢字に「検」というよく似た感じがありますね。
この2つの使い分けで悩んでいる人もいると思います。
「険」は「阝」(こざとへん)と「㑒」(僉が元の形)から出来ています。
「阝」は神様が昇り降りためのはしごを意味します。(古代の人は、そのはしごに神様が降り立つと考えていました)
「㑒」は2人の人が神様に祈っている形です。
「険」はもともと「高いところにある神様のやってくる場所(祈りをささげる人が、その高いところを守っている)」を意味する言葉でした。
そのような高い場所なので、「けわしい」や「あぶない」、「あやうい」という意味を持つようになりました。
だから「危険」や「保険」には「険」を使うんですね。
もっと漢字について知りたい人は、塾の国語の授業で、古原と一緒に学んでいきましょう。