古ちゃん日記

古ちゃん日記 第319回 魚編の漢字⑬

皆さん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日は魚編の漢字についてお話をします。
今日は「鯡」についてお話をします。

前回の「鰊」についてはこちら

古ちゃん日記 第315回 魚編の漢字⑫

「鯡」は魚ではない(非ず)という意味の漢字です。中国では魚の卵のことを表します。
日本では大きくない魚(大人ではない)という意味でニシンに「鯡」の字を使ったという説や、ニシンは魚ではない魚だから「鯡」の漢字を使ったという説があります。
江戸時代、北海道を支配していた松前藩(藩については正確ではないですが、分かりやすいように藩という言葉を使います)では年貢を米ではなく鯡で徴収しました。そのことから魚ではなく年貢米であるとして鯡の字を使ったと言われています。

日本の漢字は「中国では別の意味で使われている漢字」を別の意味で使っているものも多くあります。今回の「鯡」がその代表的な例ですが、他にもあります。調べてみると面白いですよ。

詳しく知りたい人や、疑問・質問がある人は、是非塾の授業を受講してください。
古原と一緒に楽しく学習していきましょう!

関連記事