古ちゃん日記

古ちゃん日記 第3回 漢字の覚え方 燃 減

みなさん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日は漢字の覚え方について、お話をしたいと思います。
漢字を覚えるときは、「なんで、この字が入っているんだろう?」「なんで、この漢字を使うんだろう?」という疑問を解決しながら覚えると覚えやすいです。

「燃」という感じは「犬」が入っていますね。「燃える」と「犬」、一見関係がなさそうですね。
実は「燃える」を意味する漢字は、元は「然」でした。
「然」の月みたいな部分(肉月)は肉を表します。「犬」はそのまま犬です。下の点4つ(れっか)は炎を表します。
「犬」の「肉」を「火」で「燃やす」ことを表す絵だったんですね。
では、何故「火」が右についたのか?
「然」が自然の状態を表す字になったので「火」をつけて意味を分かりやすくしたのです。

「減」は「さんずい」が入っていますね。「さんずい」は水を表します。「水」と「減る」、一見関係がなさそうですね。
「減」の右の部分「咸」は「願い事を守っている」という意味です。「咸」について詳しく知りたい人は塾の授業で質問してください。
その「願い事を守っている」ものに水をかけて、「願い事の効き目を減らす」ことを表しているの字が「減」です。

このように漢字は元々「絵」であり、表すものがあるのです。
ただ丸暗記するのではなく。字や使い方に興味を持つのが覚えるための秘訣です。

漢字を覚えるのが苦手な人は、ぜひ、私と一緒に国語を学習していきましょう。
(「減」については成り立ちは諸説あります)

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