古ちゃん日記

古ちゃん日記 第94回 有効数字の加法と減法②

皆さん、こんにちは。KATOH塾東瑞江教室の古原です。
今日も有効数字の計算についてお話をします。

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古ちゃん日記 第93回 有効数字の加法と減法

今日は桁数が違う有効数字(有効数字が書いてある一番小さい位が異なる有効数字)同士の計算についてお話します。
例えば、2.3と3.18の和について考えてみましょう。(2.3は有効数字の書いてある一番小さい位が小数第一位で書いてある有効数字は3、3.18は有効数字の書いてある一番小さい位が小数第二位で書いてある有効数字は8、有効数字が書いてある一番小さい位が異なりますね)
全ての位について考えるのは大変なので、小数第3位までの数について考えてみます。
2.3は2.300~2.399までの数が考えられますね。3.14は3.180~3.189までの数が考えられますね。
考えられる一番小さい数同士の和は2.300+3.180=5.480ですね。
考えられる一番大きい数同士の和は2.399+3.189=5.588ですね。
さて、ここで小数第4位までに来る数が全て等しい確率であると考えてみましょう。
加法の場合の数は100×10=1000で1000通りになりますね。
和の小数第一位が5になる場合の数は2.3の小数第二位が2以上になる必要があります。
3.18の小数第三位はどんな数でも良いですね。
よって、和の小数第一位が5になる場合の数は80×10=800通りになります。
つまり、小数第一位が5になる確率は800/1000で80%になります。

2.3と3.18の和については、小数第一位が5になる場合の方が小数第一位が4になる場合より確率が高いです。
小数第二位についてはどうでしょうか?考えてみてください。

この続きはまた次回に。

詳しく知りたい人や、疑問・質問がある人は、是非塾の授業を受講してください。
古原と一緒に楽しく学習していきましょう!

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